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2008年10月13日 (月)

戦争は罪悪である

NHKの番組で竹中彰元という僧侶の話を知りました。

戦時中、言論統制が敷かれる中で竹中師は、「戦争は罪悪。この戦争は侵略である。」と発言しました。

それによって逮捕され、 有罪判決を受けました。さらには、本山からも処分されてしまいます。家族の、「あれは間違いだったと言ってしまえばいいのに」という要請にも、「間違ったことは言っていない」と信念を貫き通したとのことです。

当時、仏教界ですら、「多くの民を救うために一人を殺すことはやむを得ない」と戦争を肯定していました。殺生を禁じているにも関わらず、戦時にはその教義を曲げてしまっていたのです。

この師の発言から70年。さまざまな僧侶らの調査や声により、ようやく真宗大谷派は竹中師の名誉回復を行いました。また、戦没者だけではなく、戦争で亡くなった国内外のすべての犠牲者の法要も行ったそうです。70年とは長すぎますが、しかし、過去の過ちを認め、その過ちを繰り返さぬよう明文化したことは評価できると思います。

気骨あるお坊さんの姿が、戦後60年近くたってようやく見直されたという事実は、いかなる戦争をも認めないという仏教の願いが今この社会にしっかりとあるというメッセージを感じます。

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コメント

当時の社会情勢や教育は偏ったものだったようですね、そんな中正しいと思うことを言うって云う事は並大抵の事ではなかったでしょうね。

信念を曲げず意思を通す事は何時の時代でも、強烈な風を受けることだと思います。

それにしても戦後60年・・・関係する方々にとっては長すぎる戦争だったでしょうね。

投稿: タッキー | 2008年10月13日 (月) 09時56分

この国は未だに戦争は終わっていないと感じることもあります。
戦後60年以上たっても…
でも、あの過去の過ちから学ぶべきことはとてつもなく多くあります。
タッキーさんのおっしゃる通り、「信念を曲げず意志を通す」ことは、今の時代にも求められているように思います。

投稿: 小林正明 | 2008年10月13日 (月) 22時37分

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