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疎開

福島県から避難してきている方々にお会いする機会がありました。

彼らはまだ若く、子供も小さい、これから社会的にも活躍し、子育てにも励もうという方々です。

ご縁があって、東京電力福島第一原子力発電所の災害で日本全国に放射線観測所を設置しようと取り組んでいるグループのみなさんと出会いました。現在、福島県で活動を展開する中で、避難区域に指定されている地域以外にも放射線量値が高い場所が多く、このままここで生活していては特に子供や妊婦に影響が大きいと危惧する人たちがとても多くいるとのことでした。

そこで、このグループの皆さんが、放射能の危険から家族を守るために避難・移住しようという人たちをサポートするため情報収集に飛び回っており、それで当地にも来られお会いしたのです。実際に福島から一時避難している方もご同行され、当地の様子についてお話をさせていただきました。

放射能汚染からの避難。
彼らはそれを「疎開」と呼びます。

かつて、戦禍を避けるために都市部住民が日本各地の田舎に移転させられたことを疎開と呼びました。
しかし今、放射能から身を守るために疎開をするようになってしまったのですね。

明るく前向きに語る皆さんのお話を聞きながら、小さな子どもたちに囲まれ、幸せな家庭を築こうという矢先だったはずの多くの人たちが、なぜこのような辛い目に遭ってしまうことになったのか、何とも言えない理不尽さを感じます。

戦争が終われば疎開先から元いた場所に戻ることは出来ましたが、放射能からの疎開は何十年も続く終わりの見えない疎開です。

こどもたちを放射能から守る 福島ネットワーク

測定器47台プロジェクト

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