DVD 「誇り」
DVDアニメ「誇り」は、(社)日本青年会議所(日本JC)が昨年作成した近現代史を学ぶための教材です。
この教材は、近現代史教育プログラムとして、各地青年会議所で運動推進のツールとして使われているようです。
ここのところ、国会などでも取り上げられ話題になっています。
2005年から日本JCがある意味、突然主張を始めたのがこの近現代史というテーマでした。
戦後日本の自虐史観を改め、自国の歴史に誇りを持とうという主張のもとで、第二次世界大戦への日本の立場を肯定的に扱う発言が目立つものでした。
自分たちに都合の悪いことには目を瞑り、過去の歴史を賛美するもの以外何者でもないといった運動にしか、私には見えませんでした。
そういった一方に偏った主張であるうえ、これを日本JCの運動テーマとして取り上げたことに大いに疑問を感じています。
私が10年余り所属した青年会議所での運動における日本JCの存在は、各地域でまちづくりに取り組む会員にとって、一歩先の時代を見据えた地域づくりへの問題提起や気づきを喚起してくれるものでした。
世界と日本とのつながりづくりや、地域主権、スロー・ソサエティといった日本JCが取り組んだテーマは、その数年後には地域にとって重要なテーマとなっています。そういったテーマを日本JCで学んだ会員が、地域でのまちづくりに生かしてきています。
日本JCの意義は、そういった地域づくりのオピニオンリーダー適存在にあると私は考えます。
ここ3年間の近現代史見直しを運動の柱とする日本JCは、「美しい国」を唱える首相との歩調をぴったりとあわせているかのようです。
各地で地道にまちづくりに取り組む各地JCや会員の声が反映されてるとは思えません。
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